【株】知っておこう!!相場の状況を確認する為の4つの指標②【VIX指数】

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前回のブログの続きになります。

VIX指数


VIX指数とはアメリカの株価指数の一つであるS&P500指数オプション価格をもとに算出して作られた投資家の不安心理を表す指数になります。

難しく聞こえるかもしれませんが別名:恐怖指数と言われていて単純に投資家がパニック状態になっているかどうかを知る為の指数です。

30ポイントを超えると投資家がビビッてパニック状態、40ポイント超えてくると逆に株価の底値近辺として考えられています。

現在のポイントは
VIX指数.png ※nikkei225jp.comより引用

19.23ポイント(現在5月10日23時、この記事を上げるころには変わっていると思います)

10~13ポイントが市場の平常時と考えると少し上がっている感じですかね。

ちなみに過去30年このVIX指数が30ポイントを超えたのは13回。(一瞬だけってのを含めると19回ぐらいですかね)

1990年8月  イラク軍のクウェート侵攻
1991年1月  湾岸戦争
1997年10月 アジア通貨危機
1998年10月 ロシア通貨危機
2001年9月  アメリカ同時多発テロ
2002年7月  エンロン会計不正事件
2003年3月  イラク戦争
2008~09年 金融危機、リーマンショック
2010年5月  ギリシャショック
2011年8月  欧米財政問題(米国債ショック)
2015年8月  チャイナショック、米国利上げ、原油暴落
2018年2月  米国利上げ問題
2018年12月 米国利上げ問題

リーマンショック時は前代未聞80ポイントを超えました。100年に一度と言われるだけの事はありますね。

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昨年は1年で2回も30ポイントを超える状況が起きましたのでそれはそれで異常相場だったと思われます。(昨年相場が悪かったのは米中問題やイギリスEU離脱だとか言う方達いますが本質的な部分で言うと暴落起こした原因はアメリカの利上げ問題です)

VIX指数とアメリカの株価や日経平均を比較してもらうとわかりますが30ポイントを超える局面はほぼ暴落してます。

そして、リーマンショック時を除くとそのような状況は長続きしません。

ということは、30ポイント超えた局面で下がったもの(何でも買えばいいわけではなく株でも投信でも債券でもしっかり精査は必要です)を買えば利益を取りやすいとも言えるかもしれません。

米中貿易摩擦問題もどのように転ぶか不明ですが投資家の心理状況を確認するのに適した指数になるので売買する際の一つの参考にしてもらえるといいと思います。

余談ですがこのVIX指数自体も株のように取引きができ、VIXロング(買い)、ショート(売り)どちらもいけます。少し難しいので興味ある方はご自身で調べてもらえればいいですがアメリカ、世界の景気が上向き株が上昇する局面ではショート(売り)から入る方が多くなり、景気が下振れし株が下落する局面ではロング(買い)する人が増えます。しかも、VIX先物取引(先物取引とは、特定の商品を未来の決められた日時に現在の決められた価格で売買をする取引です)までありショートが増えると将来的には買戻しが入るのでVIX指数が跳ね上がり株価下落の要因にもなりえます。

つまり株が下がりVIX指数が上がることもあれば、VIX先物のショートが積み上がり将来的に買戻しが入ってVIX指数が上がり株が下落することもあります。

もしかしたら中長期的にはアメリカと中国がここまで揉めるとは思っておらず楽観的に考えてた投資家のVIX先物の積みあがったショートの買戻しで株が下がり続けるかもしれません。あくまでも推測ですがそのような推測にも使える指数だと思います。

検索でVIX指数と入力すれば当日分はすぐ出てきますし今回データを引用させてもらったnikkei225.jp日本取引所グループなどでも見ることできますのでぜひチェックしてみて下さい。




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