【株】知っておこう!!相場の状況を確認する為の4つの指標④【信用評価損益率】

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信用評価損益率


信用取引残高の買残高に対する損の割合のことを指します。簡単に言うと信用取引で株を買ってる個人投資家が現在どのくらい損をしているのかを数値化したものです。

信用評価損益率が下がると損をしている投資家が増えていっている事を表します。

通常は-5%前後~-20%前後の範囲で動いていますが目安として以下のような考え方をします。

■損益率が-3%で 相場が天井圏とみられる。
■損益率が-10%超えてくると※1 追証が発生し始め 投資家の投げ売りによる急落が発生してくる水準。
■損益率が-15%~20%で 相場が底値圏とみられ、上昇が見込まれる水準。

※1追証とは信用取引をする際に担保にしていた保証金が減ってしまい決められた保証金維持率を下回る状況の時に追加で保証金を入れないといけない事を言います。

ということは

損益率が-3%近辺になった時は信用買いで儲けている投資家が多くなっている状況ですから利益確保の為に売ってくる可能性が高まってくるので株価が上がりづらくなり株価的に天井になりやすく

損益率が-10%を超えてくると損が大きくなってくるので信用買いするより損失を拡大させない為、損切りしてくる投資家が増え売り方中心になり需給悪化(売る人が多くて買いたい人が少ない状況。株価は下落しやすくなります。ここが一番問題かも)

損益率が-20%近辺になった時は信用買い(将来の売り圧力)の残高もある程度減り、逆に信用売り(将来の買い圧力)もある程度残高が増えてきている状況なので需給改善し株価が上がりやすい状況になる、つまり株価的に底値として捉える事ができます。

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ただし、注意しないといけないのは、あくまで目安ですので-20%を超えても株価は底値にならずさらに下がり続ける状況も普通にあります。

ちなみに2008年のリーマンショック時は-40%近くまでいきました。さすが異常相場。リーマンショックのすごさがわかりますね。
評価損益率.png ※nikkei225jp.comより引用
データから確認すると昨年末の暴落時に-19%で日経平均は底値になっています。今年は13%~16%の間で動いていますが、現在の米中貿易摩擦の行方が不透明な状況を考えるとまだ下がる可能性があると想定して動く必要がありそうです。

このように相場の流れを確認し起こりえる状況を想定するのに評価損益率を使うと良いと思います。

信用評価損益率は、週1回各証券会社や株関連サイト、日経新聞で確認できますが、前週の信用評価損益率を元にしたデータのため、速報性には欠けます。

調べたところリアルタイムでわかるのは松井証券(口座開設している方のみ)のサイトだけみたいです。

自分の場合はリアルタイムはあまり重要視してません。あくまで目安ですし相場の流れを確認する為の一つの指数でしかないので。




ここまで4回に渡って相場の状況を確認する為の指数を紹介してきましたが、他にも様々な指数は存在します。

それぞれの指数を上手く組み合わせつつ、ご自身なりの相場状況確認法を見つけていきましょう。




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