【株】世界経済の鍵を握るアメリカの経済指標とは【データ分析】

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今回ご紹介するのは経済指標に関してです。

特に市場に影響を与えるのはアメリカの経済指標。

毎月もしくは定期的に発表されます。

株式を含む、運用を考えていく際に重要な指標ですのでどのようなものがあるのかチェックしていきましょう。

景気動向を知る為の指標



国内総生産(GDP) 
その国がどれだけの規模のお金を生み出しているのかを図る尺度として用いられる。

経常収支
「貿易収支」「サービス収支」「所得収支」「経常移転収支」の4つから構成。要するに世界の相手国とのやり取りでどれだけ利益を出して、どれだけ損したりして、どれだけ援助なんかを行っているかを総合的に判断する指標。

貿易収支
単純にモノの輸入と輸出の差額。

景気先行指数
実際の景気動向に先駆けて動くとみられる・製造業の週平均労働時間・週平均失業保険申請件数・消費財新規受注・入荷遅延率・非国防資本財受注・新規住宅着工件数・S&P500・実質マネーサプライ(M2)・長短金利スプレッド・消費者期待度指数の10項目の指数を参考に算出された指数。

消費者信頼感指数
消費者マインドを指数化した景気関連の経済指標。

ISM製造業景気指数
全米の製造業350社の購買担当役員に対するアンケート調査を実施、その結果を基に作成する景況感を表す指数。

シカゴ購買部協会指数(PMI) 
米国三番目の大都市であるシカゴ地区の製造業の購買担当者にアンケート調査を行い、その景況感を指数化したもの。

シカゴ連銀景気指数
85種類の様々な月次指標を使い、経済活動全体のインフレ圧力を測定するための指標。データは「生産・所得」、「雇用・失業・労働時間」、「個人消費・住宅」、「販売・注文・在庫」の4カテゴリーに分類。

NY連銀景気指数
ニューヨーク連銀が管轄するエリアにある製造業約200社を対象に景況感をアンケート調査し結果を指数化したもの。

フィラデルフィア連銀景気指数
フィラデルフィア連銀が管轄するエリアにある製造業約250社を対象に景況感をアンケート調査し結果を指数化したもの。

雇用を知る為の指標



雇用統計
景気の状況を確認する為に最も重要な指標の一つ。毎月第一金曜日に発表。発表される指標の中で特に重要なのが、どのくらいの失業者がいるのか確認する「失業率」とどのくらいの人が働けているのか確認する「非農業者部門雇用者数」。株価や為替、金利等様々なものに大きく影響してくる。

雇用コスト指数
賃金の動向を示す指数で、上昇していれば業績好調、下落していれば業績不振と考える事ができる。

新規失業保険申請件数
失業者が増えていないかを確認する指数で件数が増えていれば当然、失業者が増えている。3万件以上の増減が判断材料になる。
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不動産の状況を知る為の指標


住宅着工件数
季節毎に件数のばらつきがある為、調整して発表。住宅販売は家具や家電製品など家計の需要が期待できるので個人の消費状況を知る為にも重要な指標。中古住宅販売戸数や新築住宅販売戸数の先行指数ともなっている

中古住宅販売戸数
中古住宅市場は新築市場よりも大きい為、重要度も新築住宅販売戸数よりも高い。また、住宅着工件数同様、家具や家電製品など家計の需要が期待できるので個人の消費状況を知る為にも重要。

新築住宅販売戸数
個人の消費状況を知る為の指標でもあるが中古住宅販売戸数よりも1~2か月先行性があると捉えられている。

物価を知る為の指標


消費者物価指数(CPI) 
消費者の購入する商品やサービスを指数化したもの。物価が上昇しているのか下落しているのか、インフレの状況を確認する指標で雇用統計と並びかなり重要な指標と言える。ちなみに物価上昇をインフレーション(景気拡大局面で起きやすい)、物価下落をデフレーション(景気後退局面で起きやすい)、他にもスタグフレーション(景気後退局面なのに物価上昇)、ハイパーインフレーション(度を越したインフレ)などがある。日本の現状でも説明した通り、インフレ時はモノの価値が上がり、貨幣価値は下がる。デフレ時はモノの価値が下がり、貨幣価値は上がる。

生産者物価指数(PPI) 
生産者が出荷した製品等の販売価格の変動を指数化したもの。消費者物価指数同様、インフレの状況を確認する指標として重要なものになる。消費者物価指数よりも早く公表される事が多いので先行指数としても見られる。

輸入物価指数
アメリカが海外から輸入した製品やサービスの価格変動を指数化したもの。生産者物価指数の先行指数として見られている。
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消費を知る為の指標


小売売上高
スーパーや百貨店などの小売業の売り上げ高を元に指数化したもの。アメリカはGDPの7割ほどが個人消費ということもあり、個人消費の動向を探る為に重要なものとなっている。

個人所得
個人の所得と消費をもとに指数化したもの。消費動向の確認や予測に使われ、当然だが、個人所得が上昇する際には雇用状況も良好な事が多い。

個人消費支出
個人消費の内、価格変動の激しい食品やエネルギーを除いた個人消費の物価動向を表す指数。GDP(国内総生産)の先行指数として用いられる。

生産状況を知る為の指標


鉱工業生産指数
製造業、鉱業、公益事業(農業や建設業、サービス業などは除く)における生産動向を示す指数。鉱工業の景気状況、成長率を確認するのに重要な指標。FRBが直接算出する数少ない指標の一つでもある。

製造業受注
製造業の出荷、在庫、新規受注・金額をもとに指数化したもの。米国の製造業の業況を示すもので、生産活動が拡大傾向か、または縮小傾向かを確認する景気の先行指標。

耐久財新規受注
耐久財、例えば自動車や航空機のようなものから家電などの受注が増えているかどうか見る指数。

企業在庫
小売業・卸売業・製造業などの業種が抱える在庫、企業売上高、在庫比率について集計した経済指標。

卸売在庫
企業在庫と似た指標。企業在庫が製造業・卸売業・小売業の3業種について在庫・企業売上高・在庫比率について集計するのに対して、卸売在庫では在庫水準が集計対象。在庫が増える要因が色々とある為、他の経済指標と合わせて考える必要がある。

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