損したのに得する?上手く使えば損を軽減できる税制・・・損益通算とは

仕事が忙しくなかなか更新できておりません。 が、、、年末なのでどうしても外せない税制のお話しがあります。 損益通算 損益通算とはその年(1月1日~12月31日)の間の株や投信の売却益や配当、分配金と株や投信の売却損を合算して納める税金を調整する仕組みになります。※2016年からは債券の売却益や利金も全て合算して計算することができるようになりました(一体課税) 使用する場面としては、証券口座で保有する複数の商品の中に利益が出ている商品と損している商品が混在している場合です。 運用を始めればわかりますが保有商品全てプラスになっていることはめったにないのでほとんどの方に関係してくると思います。 ある程度は理解しておきましょう。 また、証券会社1社でのお取引か複数かで調整の方法も変わります。 例で確認した方がわかりやすいので何パターンか紹介していきましょう。 証券口座1つで運用している場合(株のみ) この場合は、比較的簡単です。時系列で簡単な例をあげてみます。 1月A株を購入 2月B株を購入 6月A株を売却(プラス20万)※手数料は考慮しておりません税金20.315%なので4万円ほど取られ実質的なプラスは16万ほど 11月B株を売却(マイナス10万)※手数料は考慮しておりませんマイナスなので税金は取られません この場合、1年間の株式売買利益として考えると10万の利益となりますので6月に納めた20万の利益に対する税金4万は払い過ぎになります。 利益10万の税金は2万ほどですか…

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つみたてNISAとは

今回はNISA関連で最後になりますが2018年1月よりスタートする「つみたてNISA」に関してお話していきたいと思います。 すでに10月より口座開設の受付がスタートしている金融機関が多いのですが、まだNISA自体始めてない方にとってはどの金融機関にしようか悩まれている方もいらっしゃるのではないですか? まず、NISA口座を開くのであれば銀行と証券会社どちらが良いか、、、色んな金融機関の現場を見てきて結論から申しますと、圧倒的に大手証券会社です。アドバイスを求めず自分だけで考えるのであればネット証券が良いでしょう。 なぜか? 単純に取扱い商品の数が違います。銀行は株を扱えませんし、銀行系列の証券会社もおすすめできないからです。 同じ系列で資金管理できるから楽だと思われる方も多いかもしれませんが正直、定期の満期時期などの情報は同系列証券会社に把握され常に金融商品を売り込まれたりする場合がものすごく多いからです。 これは別に銀行の悪口を言っているわけではく、資産管理についてお話していく内容になりますが、銀行は預金や生活資金をまとめる場所、証券会社は運用する場所としっかり分けて考える方が良く、金融知識はやはり大手証券の営業の人間の方が間違いなく高い事も大手証券会社を選択すべきだと言う理由です。知識があるからと言って相場を当てる事ができるという意味ではないので(投資の神様と言われるウォーレンバフェットでさえ100%予想できないのですから。その点考えれば上がる株教えますよなんて言っている株の情報商…

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ジュニアNISAとは

今回はNISAに関連してジュニアNISAに関してお話ししていきたいと思います。 制度の内容 NISAの内容が理解できているならある程度ご理解できると思います。ジュニアと付くぐらいですから一般のNISAとは違って未成年専用のNISAと捉えてもらえれば大丈夫です。ほとんどNISAと変わりませんが投資上限金額が120万円ではなく80万円までとなり大体の場合は親権者が代理で運用を行います。また、18歳までは原則、売却したりしてその資金を引き出すような事はできません。 ジュニアNISAご利用にあたっての注意事項 ●日本に住んでいる20歳未満の方が対象です●非課税期間は5年間●1年毎に80万円(手数料除く)の枠がご利用いただけます●全ての金融機関の内、おひとり様1口座(NISAと違い一度開いた金融機関から別の金融機関への変更はできません)●上場株式、上場投資信託、REIT、投資信託が対象●特定口座や一般口座で保有している商品をジュニアNISA口座に移すことはできません●損益通算はできず、3年間繰越控除(後日説明)もできません●80万の枠を使い切らなかった場合の残枠は翌年以降持ち越せません。また、売却しても枠の再利用はできません●株式等の配当金などは株式数比例配分方式を利用して受け取った場合のみ非課税になります●投信の分配金のうち、元本払戻金はNISA口座での保有かどうか関係なしに非課税になります●18歳までの引き出し制限のある間に引き出す時に売却益等ある場合、通常通り税金がかかってしまい、ジュニア…

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NISA(少額投資非課税制度)とは

来年から「積み立てNISA」がスタートしますが10月から先行受付も始まっておりますので今回はNISA口座に関してまとめていきたいと思います。 この制度は2014年1月にスタートし4年目を迎えるわけですが実際に現場で状況見る限り、運用を始めるのであれば利用した方が良いかと思います。 NISAの由来 まずは名前の由来からですが、意外と知らない方も多いようで。 実は個人貯蓄口座として1999年(結構前からなんですが)から導入されているイギリスのISAという制度をお手本としております。現在国民の4割が利用し資産形成や貯蓄の手段として定着しております。日本と違う点といえば預貯金にも利用できるという部分でしょうか。この制度を元にしている為、日本=NIPPONのNを取ってNISAと名づけられました。 導入の背景 ①将来への資産づくり金融資産ゼロ世帯が年々急増しており現在3割を占める状況の中、若い世代の方中心に、将来の資産形成づくりを促進するため ②経済成長のために家計の金融資産を有効活用日本の現状でもお話しましたが日本の金融資産1800兆円ほどの半分以上は預貯金になっていてお金がうまく回ってません。国策として「貯蓄から投資へ」の流れを作るため (参考にどうぞ:日本の現状①/②/③) 制度の内容 何も難しい事はありません。 単純に「120万内(手数料除く)で新しく投資した株や投信の売却益や配当、分配金等が非課税になる」という制度。 たとえば配当3%あるA社の株を100万で購入したとします。…

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